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田舎の漁村だったミリの街に１９０５年に石油が採掘されたことで巨万の富と繁栄がもたらされ、賑やかな大都市に発展した。オランダやイギリスからの赴任者の為の娯楽施設として１９１０年にオープンした。マレーシアでは最も歴史あるコースの一つとされるが、コースデザイナーは不詳。現存するコースの最初の６ホールはサラワクシェルの前身であるサラワク石油会社によって１９２４年に造成された。ミリ空港から車で２５分、ミリ市街地からは１５分の距離に位置する。コースはミリ川と南シナ海の間に美しい砂州の上にあるのんびりとした村の中にあり、その光景は絵の様に美しい。ミリ市街の中心から僅かの距離にもかかわらず、川を隔てている為に街の喧騒からはこんなに閑静な場所があることにさえ気づかない。 

１８ホールのコース自体は美しい白砂と隣接するフラットな土地にあり、一見簡単そうに見えるが、デザイナーは戦略的なウォーターハザードとバンカーを上手に配置している。また巨大な古代松の作り出す影が、コースに独特の美しさを添えている。印象的な１２番ホール、パー３は１５０ヤードしかないのでバーディーチャンスの様にも見えるが、小さなグリーンの手前までウォーターハザードが入り込み、上級者でもダブルボギー以上たたくことも良くある。

クラブハウス、練習施設なども充実している。

DISTANCE（YARD）