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旧クアラルンプール ゴルフ＆カントリークラブはSime Derby ＬＰＧＡのホストコース。全長６７４１ｍ、１８ホール、パー７２で明るく美しい色調のパークランドコース。このチャンピオンコースは、２０１０年マレーシアベストコース第４位に選ばれたことでも知られる。本来の地形の美しさを十分に活かしたデザインで、様々な種類の自生植物や野鳥の生息地にもなっていて自然との調和を感じられるはずだ。頭脳プレーヤー向けの設計で、コースの距離、難易度のバランスが良く、状態の良いフェアウェイとグリーン、攻略的な起伏など自然の地形の特質を最大限に引き出したコースに仕上がっている。イーストコースのフェアウェイはゆるやかなアンジュレーションがあり、ティーボックスには適度な傾斜があるが、見通しが良くコースマネージメントはし易いほうだ。しかし、ところどころに並ぶ木々がフェアウェイに曲線を描き、ホール境界の役目を果たしているので、正確なドライバーショットが必要になるホールがあるので注意したい。

前半よりも難しいとされる後半の１０番ホールはフェアウェイ沿いにＯＢとコンドミニアムが並ぶので真っ直ぐ打っていくことが大切だ。その後もグリーン周りのバンカー、粘りのあるラフ、ラウンドが進むにつれ厳しいウォーターハザードが頻出し、ゴルファーのあらゆる技術が試されるだろう。ラウンド終盤は我慢も限界に近づきつつあるが更なるチャレンジが求められる。１６番ホール、パー５は最もチャレンジングなホールと言われ、傾斜のあるティーグランドからのショットとなるが左右どちらのサイドにも池が待ち構えている。９番ホールと１８番ホールのパー４は共にクラブハウスを背中合わにして平行に延びるホールで、それぞれグリーン手前に小さな池がありアプローチショットには注意が必要だ。

DISTANCE（METER）